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結婚相談所で結婚した人の離婚率が低い理由
- 2020.10.14
- 婚活について
結婚するなら、相性の良い相手と末長く一緒にいたいですよね。
自然に出会う人もいれば、結婚相談所を使う人も増えています。出会い方や生き方の自由度が増したことで、離婚率も上がっています。今回は、結婚相談所で結婚した人の離婚率が低い理由をご紹介します。
目次
結婚相談所の離婚率が低いのはどういう理由があるのか
結婚相談所は、結婚できない人が行く所というイメージが強い場所でした。しかし、いまや出会い方の1つの方法として多くの人に受け入れられるようになりました。
それには以前に比べ、結婚の自由度が増したことが一因しています。
昭和の出会い方はお見合いが主流でした。結婚は出来るだけ早くした方が幸せとされていたことから、年頃になったらお見合いをして結婚することが普通でした。
平成・令和になると、女性の社会進出が進み、必ずしも若いうちに結婚することが幸せではなくなったのです。その影響から女性も経済力がついたことで、結婚した後も自分の生き方を自分で決められるようになり、離婚するハードルが下がりました。
しかし、誰しも離婚するために結婚するわけではないので、末長く相性のよいパートナーと仲良く暮らしたいもの。結婚相談所で結婚したカップルは離婚率が低いと言われるのには自然の出会い方ではない理由があります。
恋愛から始めるのではなく結婚する前提だから
恋愛では、心が激しく揺さぶられて恋に落ちます。
そのため、好きな気持ちが盛り上がっているときは愛情表現も豊かことが特徴です。うまく行っているときは会いたくて熱烈にアプローチしたり、周りをはばからないくらい熱愛したりします。その反面、うまく行かないときは地獄に落とされたかのように泣いたり、感情をぶつけ合ったりするでしょう。
気持ちをぶつけ合うことは、お互いの絆が深まるので悪いことばかりではありませんが、その高低差が激しいことで気持ちが付いていかず勢いで破局してしまうこともあります。
その点、結婚相談所で出逢った場合は結婚前提の相手として接するため、激しい気持ちのぶつかり合いが起こらないのが特徴です。結婚相談所ではお互いに専属のコンシェルジュもいることで、第3者の目線も加わります。
その影響からか、出会いから穏やかなスタートを切っているカップルが多いです。また年齢が20代後半くらいから加入する傾向が見られることから、大人として対応する冷静さを身に付けていることも挙げられます。
自分と向き合ったうえで最善のパートナーを選んでいるから
結婚相談所では、どの人か自分に合うのだろうかと自分と向き合わないと理想の相手の条件を記入できないことも離婚率が低い要因です。
恋愛は急に落ちるものなので、頭で考えたり冷静に自分を分析したりすることはありません。
そのため、本能のままに気になる相手が好きな人になるのでその人と相性がいいとは限らないのです。好きだと欠点も許せることが多く、好きなうちは何でも許せてしまいますが、実際の結婚となると生活なので好きだけでは乗り越えられないことが何度も起こります。
そのうちに、好きな気持ちより許せない気持ちが勝ることで関係が悪化していくのです。一方、結婚相談所の場合はまず「自分にはどういう癖があるのか」「自分はどういうことが許せないのか」「自分のどうしても譲れない相手に求める条件は何なのか」などを冷静にピックアップしたうえで、相手を選べるのが利点です。
何度か会って行く中でお互いが納得しないと次に進めないので、お互い真剣になることがうまく行く要因になっています。
お互いが結婚に対して真摯に向き合っているから
結婚相談所では、お互いが結婚するために真摯に向き合っていることも離婚率が低い要因です。
通常の結婚もお互いの意思がないと成立しないものです。しかし、結婚相談所に入っている人は結婚したい気持ちが強いから結婚相談所に入っているので、結婚に対しての熱意が違います。
そのため、「結婚するためにはどうしたらいいのか」「自分と相性がいい人とはどんな人なのか」「一緒に生きていきたいと思える相手なのか」など常に真摯に結婚と向き合っています。
その気持ちが片方だけではうまく行きませんが、結婚相談所に入っている男女は共にそういう気持ちで結婚に臨んでいるのです。
そんな強い思いを持った同士が「この人となら」と思うことで、結婚が成立します。そのため、結婚してからも「どうやったらお互いうまくやっていけるのか」を真剣に協力し合えるのも特徴です。
結婚相談所で成婚後に破局や離婚してしまう人の特徴
結婚相談所では、離婚率が低いと言っても破局や離婚する人はいます。
それには結婚したい思いが強すぎて、相手のペースに合わせすぎてしまうということがあるでしょう。
結婚相談所に入っている人は結婚への意識が高いことから、すぐにでも結婚したい人が多く加入しています。相手に気に入られてすぐに結婚するために、相手に合わせて自分の本心を見せられないまま結婚に至ってしまうケースがあるのです。
人は自分の気持ちを表現しながら生きる生き物なので、ずっと合わせ続けることが出来ません。
結婚生活は、30歳のカップルが80歳まで連れ添ったと想定しても50年もの長い時間を共にすることになります。
その長い間、自分の気持ちを出せないでいると生きる意味が見いだせなくなってしまう恐れがあります。そうなると途中で辛くなって精神的に病んでしまうか、一緒にいられなくなってしまい、離婚に至ります。
合わせられている側はパートナーが自分に合わせているとは思っていないので、その気持ちに気付いてあげることも出来ないのです。
最初から合わせていた場合は、それがその人の本心だと思っているため、途中で急激に合わせなくなるとパートナーはその変化に付いていけず「思っていた人とは違う」と違和感を覚えてしまい、破局へと向かうこともあるでしょう。そうならないためには、自分の気持ちを小出しに表現していけるといいでしょう。
出来れば結婚する前に出せるとお互いのありのままの姿を知ったうえで結婚できるので、離婚する確率は格段に減ります。
自分に合う結婚相手を見極めるにはどうすればよいのか?
結婚相談所は、出会い方の1つです。出会ってからは恋愛と同じ要素もあるため、「一緒にいて楽しいか」「この人となら壁にぶち当たっても一緒に寄り添って乗り越えていきたい」と感じるかが大切でしょう。
結婚相談所では自分と向き合ったり、相手の条件を考えたりと頭で考える機会が多いです。穏やかで冷静ではいられますが、結婚には「好き」と感じる情熱も必要なのです。
自分にとって譲れない条件も大切ですが、同じ条件の人が何人か現れたときには、やはり自分の感性に委ねるのも相性のよい人を見付けられる要素です。なぜなら、どんなに条件が一致していてもなんだか一緒にいて楽しくない人や違和感がある人とずっと生活していくのは難しいことだからです。
感性を磨くためには、常に自分の気持ちを自分が理解してあげる習慣を付けることです。
自分が食べたいものは何なのかや休みの日は出掛けたいのか出掛けたくないのかなどを自分に問いかけるという身近な方法でも鍛えられます。
迷ったときは気持ちがワクワクする方を選んだり、嫌だなとモヤモヤすることは避けたりすることで感性が磨かれて、自分に合う結婚相手を見極めることが出来るでしょう。
結婚相談所は出会い方の1つ
穏やかで冷静な出会いが出来る結婚相談所には、「自分と向き合ってから相手を選べる」ことや「自分の合う人を冷静に判断出来る」などのメリットがあることから、離婚率が低いと言われています。
結婚後も真摯に向き合い続けることで、2人の絆を深くする努力をしていくことが長く一緒にいる秘訣になるでしょう。
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