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お見合い結婚の離婚率は?お見合い結婚で長続きしている人たちの秘訣

結婚相手を探す手段として、お見合いがありますが、お見合い結婚は離婚しやすそうなイメージを持っていて避けている人もいるのではないでしょうか。

実際はそんな事はありません。本記事では、お見合い結婚の離婚率が低い理由や、長続きしている人たちの特徴について解説します。

お見合い結婚って離婚率は高いの?低いの?

お見合い結婚は、とりあえず結婚したい人がするものなどと捉えている人も多く、離婚率が高いのではという声もあります。

しかし実際は真逆で、お見合い結婚のほうが恋愛結婚よりも離婚率が低いです。実際に恋愛結婚の離婚率は40%なのに対して、お見合い結婚の離婚率は10%と言われています。

このように、お見合い結婚は自分と相性の良いパートナーを探すための手段としては良い手段であることがわかります。

恋愛結婚とお見合い結婚の違いとは

恋愛結婚とお見合い結婚では、交際の目的や、交際期間中の気持ちの変化など様々な面での違いがあります。

この違いが、恋愛結婚とお見合い結婚の離婚率に差が開いている原因の1つとして考えられるでしょう。それでは、恋愛結婚とお見合い結婚の違いについて考えていきましょう。

お見合い結婚は結婚が前提、恋愛結婚は交際してから結婚を考えるのが基本

お見合い結婚と恋愛結婚は、交際スタート時の心理状況から違います。

お見合い結婚は結婚を前提にスタートするものです。それに対して恋愛結婚は交際し始めた段階だと結婚は考えておらず、そこからの過程を経て結婚を意識するようになるものでしょう。

このように、お見合い結婚と恋愛結婚では、交際スタート時の段階で結婚を意識しているかどうかに差があります。

やはりお見合い結婚は最初から「一生添い遂げる人を探す」というスタンスでパートナーを探すので、その分相手の良いところだけでなく悪いところもよく見て、自分と価値観が合う人かどうか判断している人が多いです。

それに対して、恋愛結婚だと「恋は盲目」という言葉があるように、気持ちが盛り上がっていて、相手の悪いところを見落としがち。そこからなあなあになって、結婚した後に生活に不満が生じて離婚に繋がりやすくなってしまいます。

恋愛結婚とお見合い結婚は相手に関する情報量も違う

恋愛結婚とお見合い結婚では、相手に関する情報量にも差があります。お見合い結婚の場合、仲人に自分の生育歴や趣味などの情報を相手にすべて調書という形で伝えたうえで交際をスタートすることになります。

万が一パートナーとなる人に知られたくない情報を隠していると、仲人の信頼に傷が入るので、仲人も悪い情報を基本的には隠そうとしません。

加えて、仲人はお見合いで紹介する人のことを昔から知っていることも多く、客観的なその人に関する意見も聞けます。

それに対して恋愛結婚だと、相手に対する情報量が少ない状態から恋愛を経て徐々に相手について知っていくことになります。

恋愛結婚では、相手が小さい頃どのような子供だったのか、家では家族に対してどんな態度なのかなどを知ることが難しいです。

そのため、実際に結婚して家族として一緒に過ごすようになって、悪いところが目立つようになり、離婚に至ってしまうケースがよくあります。

比較対象がいるかどうかも違う

お見合い結婚だと、初めてお見合いをした相手と交際をして結婚に至るケースは少なく、複数人と会ってみて、その中で相手の性格などの条件を比較し、最も自分に合っていると選ぶのが基本です。

そのため、様々なタイプの人とお見合いをして比較対象が増えていくことで、だんだん自分と相性が良いタイプがどんな人なのかを感覚的に理解していくことができます。

それに対して恋愛結婚だと相手の周りの人も相手と同じ価値観の人が多く、相手の悪い部分を見落としがちです。

結婚してからも自分の価値観と合わない振る舞いが当たり前になってしまい、悪い部分を指摘しなかったり、指摘しても改善されなかったりする状態のまま生活を送ってしまうことから、ストレスが爆発して離婚に至ってしまうケースがよくあります。

夫婦が離婚を決める主な理由について

それでは、夫婦はどんな理由で離婚に至ってしまうのでしょうか。離婚のきっかけとなる理由について見ていきましょう。

性格の不一致

平成24年の司法統計によると、離婚理由の第1位は男女ともに性格の不一致でした。交際期間は会える時間が限られており、「相手によく思われたい」と思って尽くす人が多いです。

ただ、そこから結婚をしてみると、仕事以外の時間を一緒に過ごすこととなるので、交際時と違って、相手に自分の悪い部分が見えないように気を張り続けるのは難しいでしょう。

それに、だんだん結婚生活に慣れが出てくることで、実家で過ごしていたときの感覚で、家事は誰かがやってくれるものと思っていたり、自分の時間を最優先にして相手との時間をおろそかにしてしまったりすることもあります。

このようなすれ違いが重なって、相手と一緒の空間で生活を送るのが苦痛になり、性格が合わないと離婚してしまう夫婦は実際に多いです。

精神的な虐待

昔はそれほど多くはなかったものの、2000年代頃から増えている離婚理由が精神的な虐待です。

精神的な虐待とは、家庭内で相手を貶めるような発言をする、無視するなどといった行為であり、現代だと所謂モラルハラスメントに当たるでしょう。

モラハラによる離婚が増えているのは、モラハラも離婚理由として認められるのが世間的に広まったこと、かつては「その程度で」と思われていた行為がハラスメントとして認められるようになったことが大きいです。

離婚する夫婦の共通点

これから紹介する共通点は離婚の予兆となるので、一つでも当てはまるものがあれば今交際している人や、交際しそうな雰囲気の人との関係を見直してみてください。

喧嘩をしたことがない

喧嘩をしたことがないのは、一見良いことに思えるかもしれません。もちろん、お互いに気を配りあって不満のない生活を送れているなら問題ありませんが、お互いに言いたいことを言い合えない関係性というケースもよくあります。

言いたいことを相手に伝えられず、不満が溜まっていく一方な状態だと、いつ不満が爆発して離婚になってもおかしくありません。

実際に、相手が自分に対して不満を持っていることに一切気づかないでいきなり離婚を突きつけられたというケースは多いです。

相手のお金遣いが荒い

デートで高級なお店に連れて行ってくれたり、高級なものをプレゼントしてくれたりするのは嬉しいですよね。

しかし、その行為が相手に見栄を張る目的で、身の丈に合っていない行為であることもあり得ます。

自分をよく見せるためにお金をたくさん使う人の場合、結婚した後に家計が破綻状態なのにも拘わらず部下に奢るなどしてしまう人も少なくありません。

このパターンは連れて行ってくれるお店や買ってくれるもののランクと、その人の服装や持ち物が釣り合っていないケースが多いので、相手をよく観察して見極める必要があります。

お見合い結婚で離婚率を下げるためには

お見合い結婚は恋愛結婚よりも離婚率が低いですが、それでも10組のうち1組は離婚をしています。

そこでその1組に入らないためには、どんな点を意識しておくとよいのでしょうか。お見合い結婚を希望する人がチェックすべきポイントを紹介します。

会話が成立するかどうか

やはり結婚生活を送っていくなかで、夫婦間の会話は大切です。

そこでお見合いの際に、相手は人としっかり会話ができる人かどうかをしっかりチェックしておきましょう。楽しく会話ができる人ならよいですが、中には一方的に話をする人や、人が話をしているのに自分の話題に持ち込もうとする人もいます。

このようなタイプだと、結婚をしても主張ばかりして相手の意見を聞き入れない人が多く、不満が溜まる結婚生活を送ることになってしまいます。

身だしなみが整っていない

身だしなみが整っておらず、場に合わない服装をしていたり、みずぼらしく見える髪型・メイクをしていたりする場合も要注意です。お見合いをする年齢の人は社会人経験のある人が大半。

そこで、社会人経験があるのに、場に適した服装・髪型などを理解していない人だと、一般常識が身に付いておらず、結婚生活の中でも価値観の違いによるストレスを受けやすいです。

まとめ

お見合い結婚はデートの段階で相手のことをよく知ることが大切!

お見合い結婚は離婚のリスクが少ないですが、それでも離婚に至る人は一定数います。

そこでお見合い結婚を成功させるには、お見合いの段階で相手の言動をよく見ることが大切。

お見合いは交際を断りやすいというメリットもあるので、断った後のことを気にせず、シンプルに自分と相性がよいと感じる人を探しましょう。

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