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お見合い結婚と聞くと、自由な恋愛でないことから、前時代的だと感じる人は多いのではないでしょうか。

しかし、近年ではお見合いでの男女の出会いは増えています。以下ではお見合いのメリットを説明し、お見合い結婚で後悔しないためのポイントを紹介します。

お見合いには恋愛と違うメリットがある

人によってはお見合いに抵抗感を覚えるかもしれません。

自分には向いていないと感じる人もいるでしょう。

しかし、そのような方々が持つイメージを覆すだけのメリットが、お見合いにはあるのをご存じでしょうか。なかでも重視したいのは、相手に質問しづらい情報を、出会う前に知ることができる点です。

例えば、恋愛による出会いでは、相手への気遣いから経済力や家庭の事情などを質問しない人も少なくありません。

しかし、そのような状態で結婚してしまうと、収入が足りなく、生活苦に陥ってしまうかもしれません。

あるいは、相手の両親と同居しなければならないかもしれません。このように、相手の事情を知らないまま結婚すると、思ってもいない結果を招く場合があります。

また、お見合いは結婚を前提として異性の紹介を受けます。

そのため、お見合いが始まってから結婚に至るスピードが早いです。すぐに結婚したいと考えている人には良い出会いの方法ではないでしょうか。

実際に自分の思う条件の異性と会い、互いの相性が良いなら交際がスタートします。

相手の事情や家庭なども知った上なので、婚約破棄などのリスクが低く、安心して交際を進められます。

恋愛結婚では相手への好意が重視されがちです。恋愛感情は時として人の目を曇らせ、早まった結婚をしてしまうことがあります。

この点お見合いでは、あまり恋愛感情を通して相手を見ないので、結婚に適した人間であるかを見極めやすいです。

お見合い結婚では、恋愛のような気持ちを楽しめないと感じるかもしれません。

しかし、お見合いで事前に知れるのは、相手の結婚にあたっての条件であって、人柄などの内面の情報ではありません。

それは交際していく上で知っていくことです。恋愛結婚のような楽しさが、お見合い結婚にないわけではありません。

むしろ、まだ知らない部分を新鮮な気持ちで理解していく、初々しい楽しみを持った結婚生活になりやすいといえます。

残念なお見合い結婚で後悔をしないための8つのポイント

お見合いは提示した条件から相手を探し、紹介をしてもらうため、最初に写真やプロフィールから相手を判断しなければなりません。

また、第3者に相手を探してもらうので、一度お見合いを引き受けると、簡単には断れません。

しかし、間違いなく自分に見合った相手を選べる人は多くはいないでしょう。

手探りの状態で相性のよいパートナーを探すのは簡単ではありません。そこで、残念なお見合い結婚をしないために、チェックしておくべき8つのポイントを紹介します。

出会いを楽しむことが大切

お見合いは結婚のためと思い込みすぎると、感情がついてこなくなり、相性の良い相手であっても見逃してしまうことがあります。

まずは異性との出会いを楽しむようにしましょう。

あまりに結婚を意識し過ぎて、スペックのみを参考にしていては、出会いを楽しむ余裕はできません。結婚相手としてではなく、１人の異性として相手に興味を持つ意識がけが大切です。

お見合いを楽しむ余裕は、出会いを前向きな気持ちでの結婚へと結びつけるためにも重要です。

ハードルが高すぎる条件にしない

お見合いでは相手のスペックに見合った条件でなければ、紹介を断れます。

けれども、ハードルを高くしすぎるのは要注意です。お見合いで重視しなければならないのは、異性との出会いの可能性を広げることです。

あまり条件ばかりを気にして、ハードルを高く上げていると、お見合いで自分が何を重視していたのかを見失いかねません。

本来なら相性がぴったりな異性と出会っていても、条件だけで判断してしまい、見逃してしまうかもしれません。

条件のハードルはほどほどの高さにしておきましょう。

妥協で結婚を決めるのはNG

お見合いは自分ではない第三者が異性を紹介してくれます。

連れてくる相手は、ある程度の条件や人柄も考慮してくれることが多いでしょう。

だからといって条件を気にせずに妥協で結婚を決めてしまっていいかといえば、そうではありません。

妥協した出会いでは良い結婚へと結びつけるのは難しいからです。自分の考えや判断が希薄だと、結婚後に相手への愛着が薄れるかもしれません。

愛着が薄れた結婚関係は幸せとは程遠いです。

お見合いをするにあたっては、何が自分にとって譲れない重要な条件であるのかをしっかりと考えた上で、妥協はせずに、相手を探すようにしましょう。

会話を通して相手の長所だけでなく短所もみつけよう

お見合いで相手を判断するときには、長所だけではなく相手の短所も知るように心がけて会話をしましょう。

もし、結婚後に短所を知ってしまったなら、その点が許せなくなり、結婚生活の破綻につながるかもしれません。

逆に、短所ばかりが目に付くようでは、どのようなお見合いもうまくはいきません。

残念ながら、この世の中には欠点のない人間はいません。長所と短所をあわせ持って人格はできています。

両方を知った上で、自分と相性が良いのかを判断するようにしましょう。

周りの意見よりも自分の気持ちが大切

お見合いは自分ではない第三者が介入するため、必ずといってよいほどに、周囲から意見が聞こえてきます。

このような声を参考にするのは構いませんが、従う必要はありません。

なかには、周囲の声に気を遣い、あまり気乗りではないお見合いを先に進めてしまう人もいます。しかし、結婚するのは周囲の人ではなく自分です。

もし気乗りがしなければ、その理由を十分に考えてからお見合いを進めるべきかを決めればよいのです。

どれだけ釣書が素晴らしくとも、またどれだけ良い人であると紹介されたとしても関係はありません。

周りの意見ではなく、自分の気持ちに従ってお見合いを続けるかを決めましょう。

お見合いでは結婚生活もイメージしよう

お見合いの場で相手と話すときには、できる限り詳細に、結婚生活を一緒に過ごしている姿を想像してみましょう。

相手の言葉や挙動から、一緒に暮らす姿が想像できない人とは、結婚生活はうまくいかないでしょう。

結婚生活を想像するのが難しいならば、一緒に出歩く姿や何事かに2人で取り組む姿でもかまいません。

このようなイメージがすんなりと浮かぶ相手は、自分と相性が良いポイントを持っている可能性が高いといえます。

自分の魅力を信じてポジティブにお見合いをしよう

お見合いが順調に進まないと、自分は魅力に欠く人間であると、卑屈に考えてしまう方がいます。

紹介者に手間をかけさせていることで、自己嫌悪に陥る人も少なくありません。

しかし、どれだけ良い条件の人でも出会いが見つけられない可能性はあるので、あまり気にしないようにしましょう。

気持ちが落ち込むと自信がもてなくなり、魅力を相手にうまく伝えられなくなってしまいます。人は誰もが違う魅力を持っています。

自分を客観的に見直すことは大切ですが、ポジティブな気持ちを忘れてはいけません。

出会ってすぐに好きだという気持ちを持てないのは普通のこと

お見合いを何度も繰り返して、交際に進まない人は、恋愛感情を大切にし過ぎているのかもしれません。

お互い好意を持って交際することは大切です。しかし、お見合いによる出会いでは、最初から相手が好きというわけではありません。

出会ったばかりの人同士なので、感情を育てていく期間が重要です。

お見合いでは、好きという感情をあまり重視せず、気になる相手であるなら、交際を進めるとよいでしょう。

お見合いでも幸せな結婚生活は手に入れられる

お見合いは、時代を通して長く用いられてきた、男女の出会いの方法です。

第三者が結婚をとりもつことで、お互いの人柄に見合った婚姻が結ばれてきました。

その過程では、あまり恋愛感情は優先されなかったかもしれません。

お見合い結婚で幸せになれないかといえば、それは間違いです。

確かに、恋愛結婚とお見合い結婚では、感情の捉え方が違い、幸せのあり方も違うかもしれません。

しかし、安定的な結婚生活が得られるという幸福では、お見合い結婚は恋愛結婚に勝るとも劣りません

恋愛結婚ではお互いの恋心の先に結婚があり、それゆえに結婚相手を見誤ってしまうことがあります。

一方でお見合い結婚では、無事に結婚生活を営むための諸条件が盛り込まれて出会いが用意されます。

そのため、結婚生活という面では、お見合い結婚の方が安定しているといえるでしょう。

また、お見合い結婚では、結婚後に相手の違った面を見つけられるという喜びもあります。

お見合い結婚にはそれ独自の幸せがあります。そのため、恋愛結婚と同じく、お見合い結婚は幸せな生活が手に入れられるといえるでしょう。

結婚を考えているならお見合いを試してみよう

お見合いは、希望する条件に近い結婚に前向きな相手と出会えるというメリットがあります。

しかし、後悔しない結婚生活に結びつけるためには、自分の考えで結婚を決めることが大切です。

恋愛結婚とは異なるものの、お見合い結婚でも幸せな結婚生活を手に入れられます。

結婚を考えている人は検討してみてはいかがでしょうか。